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今月の講話


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笑顔であいさつ



 

" そろそろ新しい学年、学級、先生、友だちになじんできて、楽しい学校生活が始まったことと思います。 "

"  あいさつの話をしたいと思います。皆さんは「朝のあいさつ・帰りのあいさつ」がしっかりとできていますね。あいさつをしたり、されたりすると心が気持ちよくなりませんか。そして、あいさつは心のスイッチだと思います。「おはようございます」の朝のあいさつをすると心のスイッチが押され、1日が気持ちよく始まります。そして、人との心の通い合いも始まるのです。"

" また、あいさつは「心のオアシス」といわれることがあります。オアシスとは、暑くて何もない砂ばかりの砂漠の中で、気持ちよく湧き出る泉があって、暑いなか、旅をしてきた人が、オアシスの周りで休憩をします。ですから、あいさつもそれと同じような意味があるのです。あいさつをしたりされたりすると、心がほっとします。そのオアシスを使って、「オは、おはようございます。アは、ありがとうございます。シは、しつれいします。スは、すみません」というように合言葉にしました。このようなあいさつが気軽にできるようになるといいと思います。 "

" たとえば「おはようござます」や「さようなら」は、日本人は言葉をかけながらおじぎをします。外国では、握手をします。そのほかには、ハグをして頬をすり寄せたり、頬にキスをしたりする国の人たちもいます。親しみの気持ちを表すのに、これ以上の仕方はないのですが、日本人はこういうあいさつに慣れていないのでとまどうばかりです。東南アジアでは、両手を胸の前で合わせて合掌する国の人たちもいます。 "

 いろいろなあいさつの仕方や身ぶり・手ぶりがありますが、どの国の人たちもあいさつを大切にしています。私たち日本人も、オアシスの言葉を相手に届け、いつでも目を合わせて、笑顔であいさつをし合えるといいですね。

( 西村勇一郎 )

 


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