新しい年が始まりました。冬休みは、初詣に行ったり、お年玉をもらったり、日本ならではの年中行事を経験した人もいるでしょう。
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。戦国時代の武将の言葉ともいわれています。何事も最初が肝心で、何かを始める前には計画をしっかり立てておきましょう、という教えを説いています。
今、校内には皆さんの書き初めの作品が飾ってあります。皆さんが新年の目標や大切にしたい思いを込めて書いた文字が素敵でしたので、いくつか紹介します。「いえのお手つだいをがんばります。りょうりして、おかあさんをたすけたいです」「テストではじめての100てんがとれるように、がんばります」低学年の皆さんは、日常生活のなかでの決意を表していました。
【個性は宝】という言葉を選んだ人は、「だれかのまねをするのではなく、ありのままの自分でいたい」「他人のできない所を欠点と受け取るのではなく、個性と受け取れる方がよい」という思いを伝えていました。「宇宙を旅行するような大きな夢、大きな目標をもって今年を過ごしていきたい」という目標をたて、【宇宙旅行】と書いた人もいます。
「最後まで全力で走り切って、強い根性、強い意志をもって自分を信じたい。また新たな夢を見つける年にする」ために【夢はかなう】と力強く書いた人もいました。
書き初めの文字だけでなく、添えられたカードにも自分の言葉で自分の思いを表した高学年の皆さんを頼もしく思いました。
目標があるからこそ、それに向かって自分は何をすべきかを考え、具体的な行動を起こすことができます。自ら行動する、これが目標実現の第一歩です。皆さんの目標が実現できるように、先生たちも応援します。そして、今年一年が皆さんにとって素敵な年になりますように。 ( 西田裕子 )
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