[本書の概要]
特集1
学校で「余白」の時間を生み出す
超多忙な職場であるという話が広まった結果、教員志望者の減少傾向が続いています。学校には、ほっと一息つける時間、雑談できる時間、自分の働き方を省みられる時間、すなわち「余白」の時間が必要です。実際に、自治体単位や学校管理職がさまざまに学校の「余白」を生み出す挑戦をしています。実践例を紹介しながら、学校における「余白」の生み出し方を解説します。
特集2
いじめ対応、警察とのよりよい手の取り合い方
2023年2月7日、文部科学省は「いじめ問題への的確な対応に向けた警察との連携等の徹底について」を通知し、そのなかでいじめのうち重大な被害が生じるおそれのある問題について、警察にすぐ相談・通報するように要請しています。本特集は、通知や体験談をもとに、いじめによる最悪の事態を最小限に食い止めるための日常的な関係づくりから実際の対応課題まで、学校と警察とのよりよい手の取り合い方を探ります。
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