[本書の概要]
特集1
子どもと教師で築く「学びの土台」 ―「教わる」「教える」垣根をとり、ともに探る豊かな学びを
これからの学びを考えたとき、教師が一方的に「教え」、子どもが「教わる」だけにとどまらず、対話を通して、ときに委ねたり役割を交代したりしながら、双方向から学びを豊かにしていく営みが大切です。そのような、ともにつくりあげる学びを豊かにするための「学びの土台」とは何か、それをどうやって積み上げていくか、子どもと教師の2者間にのみ還元せず、学校全体として考えていく視点で探ります。
特集2
『対話』の場のつくりかた
教職員間の関係性の質向上のため、また校長先生が研修奨励をするためなど、いろいろな場面で学校現場における「対話」の重要性が言われています。その「対話」が「会話(雑談)」に終わらないようにするためには、「対話」の場の一定のルールについてメンバーが理解していることや、「対話」の場になれていくことも必要です。学校で豊かな「対話」の場を成り立たせ、文化として根づかせるために何が必要なのか、具体的に探ります。 |