[本書の概要]
特集1 こじらせない保護者対応
教員の長時間労働の一因として、一部の保護者対応があげられます。近年コロナ禍で保護者が学校に来られなくなったため、学校と保護者の関係が薄く、また同様に保護者同士の関係ができていないことも指摘されています。学校としては、長時間労働是正のため、また若手や学生の不安を解消するために「こじらせない保護者対応」をめざしていく必要があります。昨今の保護者対応の諸問題を整理するとともに、学校が長時間対応せずに済むような日常のかかわりやトラブル発生時の対応をまとめます。
特集2 「学校管理職の「聴く」力―心理的安全性の高い職場を実現するために
学校管理職には、教職員、地域・保護者の声などをさまざまな場面で「聴く」ことが求められますが、ただ本人が「聴いた」と思うだけではそれは「聴く」ことになりません。その先につながる「聴き方」をする必要があります。学校が心理的安全性の高い場となるために、学校管理職にとっての「聴く」力・具体的な「聴き」方を示します。
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