[本書の概要]
特集1
「学校文化」アップデート! ――組織風土・組織文化は変えられる
各学校独自の組織風土・組織文化があり、それに基づくローカルルールがあります。昇任・異動してきた管理職や、異動してきた教員はそれに慣れるために多大な労力を費やします。もちろん、それら風土・文化のなかには、学校によい影響を及ぼすものもあるでしょうが、なかには今の学校のウェルビーイングにはつながりづらいものも残っているのではないでしょうか。「これがこの学校の風土/文化/伝統だから」「どうせ言っても変わらないし」「あの人がうるさいから」等々の「できない理由」をあげて終わらせてはいけません。学校文化は変えられますし、時代や環境に合わせて変えていかねばなりません。学校文化をどう見直していけばよいかを探ります。
特集2
ストレスフルな管理職のための、「イラっと」マネジメント
「怒ってはいけません」「管理職は冷静に」「いつもニコニコ」……管理職ならかくあるべき、という理想像がしばしば語られます。そうは言っても、子どものトラブルや保護者等からのクレームなどなど、管理職の日々は「イラっと」の連続。「イラっと」してもその怒りにふたをしないといけないのでしょうか? 無理矢理に押さえつけるのでも、怒りそのままを感情的にぶつけるのでもない、自分も周りも幸せになれる、管理職のあり方を考えます。 |