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今月の講話


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笑う門には福来る



 

 新しい年が始まりました。今年は干支でいうと午年になります。さっそうと駆け抜ける馬のように、物事が勢いよく進展し、成功や飛躍につながる年とされています。馬のひづめを守るためにつけられている蹄鉄は、とくにヨーロッパでは幸せをもたらすラッキーアイテムとなっています。今年が皆さんにとって、飛躍の年になるといいですね。

 さて、皆さんはお正月にどんな遊びをしましたか。お正月の定番の遊びといえば、凧たこ揚あ げ、羽根つき、すごろくなどでしょうか。福笑いをして楽しんだ人もいることと思います。福笑いは、「笑う門には福来る」ということわざにちなんで、新年を明るく迎えるための縁起のよい遊びとされています。みんなで笑って福をどんどん呼び込みたいですね。

 「笑い」には、人を元気にする力があります。病気になりにくい体をつくったり、ストレスを少なくしてくれたりすることが医学的にも証明されています。

 皆さんは、1日にどのくらい笑っていますか。「おはよう」の挨拶をするときから夜寝るまでの1日を想像してみてください。友だちと楽しく遊んでいるときは、きっとたくさん笑っていると思います。何かができるようになったとき、誰かに褒められたときにも、つい笑顔になってしまいますね。お笑い番組やおもしろ動画を見たりしても笑ってしまいますよね。

 「子どもは1日に400回笑う」と言われています。そんなに、とびっくりする人もいると思います。皆さんは、日常のさまざまな場面で笑うたびに、元気に、幸 せになっているのです。そして、そんな皆さんの笑顔をみて、私たち大人も元気に、幸せになれるのです。大人の笑いは、皆さんよりもっともっと少なくなってしまうそうです。残念なことです。

 新しいこの1年が素敵な1年になるように、みんなでたくさんの笑顔をつくっていきましょう。今年も、よろしくお願いします。

( 西田裕子 )

 


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