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今年の2月は、4年に一度開催される冬季オリンピックが行われます。開催地はミラノ、コルティナ・ダンペッツォです。ヨーロッパにあるイタリアの都市です。イタリアはよくブーツの形をしていると言われます。ブーツの足を入れるところあたりにある都市です。イタリアの北側ですね。地球儀や世界地図で見てみると、イタリアと日本は、ほぼ同じ緯度にあります。ミラノと北海道の稚内がほぼ同じ緯度に位置します。そんな風に考えてみると、はるか遠いヨーロッパで行われているオリンピックも少し身近に感じられますね。
冬季大会なので、雪の上や氷の上で行われるスポーツの大会です。スキーだけでも、ジャンプやスピードを競うもの、演技のすばらしさを競うものがあります。オリンピックは、たくさんの競技を、しかも世界の代表選手によるすばらしいパフォーマンスを同じ時期に見ることができる、とても貴重な機会です。
メダルを獲得するような世界のトップレベルの選手を見ることができます。しかし、競技に専念することがむずかしいような国の選手など、オリンピックの舞台に立つ選手の背景はさまざまです。
それでもどの選手にも共通することがあります。予選で敗退してしまう選手、金メダルを獲得する選手も、大変な努力をしてオリンピックの舞台に立っていることです。選手を支えるたくさんの方々がいることも忘れてはいけません。皆さんには、想像力を大いに働かせて、表面に見えていることと、その向こうにあるさまざまなものを見つける目をもってほしいと思います。
今、皆さんが立っている場所で、目標に向かって精いっぱいに取り組んでいる姿は、オリンピックを目指してがんばってきた選手やそれを支えた方々と同じです。もちろん、技量や影響力など違うこともたくさんありますが、その中心にある、精いっぱいな心持ちには何の違いもありません。今の自分に誇りをもってください。
( 大曽根実 )
先月の講話
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